PROTECT YOURSELF / FX
その勧誘、
送金する前に立ち止まる。
「必ず儲かる」「先生の指示どおりで大丈夫」。
SNSやチャットで投資を勧められたとき、何を確認すればよいのか。
見せかけの実績に惑わされないための確認項目と、困ったときの相談先をまとめます。
詐欺を疑って確認したい、5つのサイン
一つの特徴だけで個別の相手を犯罪者と断定することはできません。
ただし、次のような勧誘があれば、その場で申し込みや送金を進めずに確認してください。
1.利益や元本を保証する
「絶対に勝てる」「元本保証で高利回り」「損失は出ない」といった説明に、リスク・契約・運営情報が伴っているかを確認します。
画面に利益が増えて表示されても、本当に取引された、引き出せる資金がある、という証明にはなりません。
2.実績画像だけで信用させる
利益のスクリーンショット、バックテスト、札束の写真だけでは、取引期間、損失、コスト、資金の出所を確認できません。
画像があること自体が詐欺の証拠でもありませんが、それだけで安全性を判断することもできません。
3.有名人や大人数のグループを利用する
本人に似た画像・名前・動画を使うなりすましや、周囲の参加者が成功を報告する演出に注意します。
フォロワー数や認証らしい見た目だけを頼りにせず、本人の公式サイトにあるリンクから照合してください。
4.小さな成功の後で、大きな送金を迫る
最初は少額で参加できたり、少額を引き出せたりしても、その後の出金を保証するものではありません。
「今だけ」「枠がなくなる」と急かされても、その場で金額を増やさないでください。
少額だから安全とも、高額だから価値があるとも言えません。
5.出金のために追加の税金・保証金を求める
利益を受け取るためとして追加送金を繰り返し求められる場合は、支払いを止めて公的窓口へ相談してください。
第三者の個人口座や知らない暗号資産アドレスへの送金を、チャットの説明だけで実行しないことが大切です。
申し込む前に確認すること
誰と契約するのか
法人名、所在地、契約書、問い合わせ先を確認。
登録番号の画像だけを信用せず、公的機関のサイトで一致を調べます。
何にお金を払うのか
講座代、ツール代、口座への入金などを分け、総額・追加費用・解約や返金条件を確認します。
何を約束されているのか
教育や情報提供と、利益保証や運用代行を混同しないようにします。
分からない点は書面で質問してください。
紹介者は何で報酬を得るのか
商品代、紹介報酬、取引量に応じた報酬などを確認。
アフィリエイトだから直ちに詐欺とは言えませんが、利害関係を知って説明を読むことは大切です。
金融庁の詐欺的な投資勧誘への注意喚起から、登録業者などの確認先へ進めます。
実在する登録業者の名前を使ったなりすましもあるため、名称だけでなくドメインや連絡先も照合してください。
EAやコピー取引も、仕組み・費用・リスクを確認する対象です。
商品の種類だけで「全部詐欺」「全部安全」とは判断できません。
自動売買を使う前に読む確認ガイドも参考にしてください。
送金してしまった・被害が疑われるとき

まずは追加の支払いを止め、記録を残して相談してください。
被害を受けた人が悪いわけではありません。
「自分で取り返すしかない」と一人で抱え込む必要はありません。
やり取りと送金の記録を保全する
相手のアカウント、サイトURL、チャット、広告、契約書、振込明細、暗号資産の送金履歴などを保存します。
相談前にすべて削除しないようにしてください。利用した銀行・決済事業者に連絡する
不審な送金だったこと、日時、金額、送金先を伝えて相談します。
対応可能な手続きは支払方法や状況で異なり、返金を確約するものではありません。警察・消費生活の窓口へ相談する
緊急ではない警察相談は#9110、契約や商品購入の消費生活相談は188です。
地域の窓口につながる案内に従ってください。投資勧誘について金融庁にも相談する
金融サービス利用者相談室で、現在の受付方法・専用相談窓口を確認できます。
個別の資金回収を保証する窓口ではありませんが、相談や情報提供ができます。
「被害金を必ず取り戻す」にも注意
被害の後に近づいてきた相手から、回収費用や別の投資への支払いを求められる二次被害にも注意してください。
公的窓口を装う相手であっても、相手から届いたリンクや電話番号だけに頼らず、公式情報から確認します。
相手から届いた説明を、確認できる情報へ置き換える
勧誘を受けたときは、急いで結論を出すより、相手の説明を項目に分けると確認しやすくなります。
「安心です」という言葉なら、誰が何を保証しているのか。
「実績があります」なら、期間・損失・費用を含む記録があるのか、と具体的な情報へ置き換えます。
記録用のメモは、接触した日時、相手のアカウントやURL、勧められた商品、要求された金額、支払先、約束された内容、既に行った手続きです。
複数の名前やサイトを使っている場合は、同一人物と決めつけず、やり取りで確認できる関係を残します。
公的機関や実在企業の名前が出た場合も、届いた画像やリンクだけで照合を終えないでください。
自分で公式の窓口を確認し、会社名だけでなくドメイン・連絡先・契約相手が一致するかを見ます。
名前を借りたなりすましを区別するためです。
不安があっても、相手に問い詰めるための送金や、信用確認のための追加購入をする必要はありません。
被害が疑われるときは、上の相談手順に沿って記録を用意してください。
ここでのチェックは個別の犯罪認定や資金回収を代行するものではありません。
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